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6月11日、ミニ・アルバム『焦燥』でデビューする男女2人組ユニット、GLIM SPANKY(グリム・スパンキー)。20代のはじめにして貫禄たっぷりのパンチのきいたヴォーカルで、胸に渦巻く感情を歌いあげる松尾レミと、重厚かつ万華鏡的世界をギターで描く亀本寛貴。60、70年代ロックの、どこか魔的な魅力や、ロックンロールの衝動的エネルギーを体現するバンドだ。その独自の雰囲気を、ライブでもぜひ感じてほしい。

――デビュー曲『焦燥』は、松尾さんが17歳のときに書いた曲だそうですね。 松尾レミ(vo,g) そうなんです。GLIM SPANKYを知ってもらう第一弾の曲として、やっと世に出せるなと、すごくワクワクしてます。

――どんな背景で作られた曲だったんでしょう。

松尾 わたし、高校のとき学校を変えてやるみたいな野望があったんです(笑)。それで生徒会に立候補して、副会長になったんですけど。うちの高校はど田舎で。ヤンキー高校みたいな学校だったので、地域と学校の壁が厚かったんですよ。町の人から、壁を取り払って交流しましょうっていう提案があって。2年生の頃に地域の社長さんや学校の先生たちと、対生徒会で話し合いの場が作られたんです。そのときに、工場の社長さんが君たち高校生のなりたいものや夢を、なんでもいいから僕たち大人に教えて下さいと言われて。生徒会長は、卒業したら町の工場の仕事について幸せな家庭を持って暮らしたいですって言ったんですね。

GLIM SPANKY_1

――模範解答ですね。

松尾 拍手喝采になったんです。次がわたしで。わたしは音楽に出会う前は、物心ついたときから画家になりたかったんです。親戚にも画家がいて、親も絵を描いていたので、美術大学に行くことは自分のなかで決めていたんですね。バンドもやっていたので、美術大学に通いながらバンドをやりたいって、そのまま言ったんです。美術大学に行くと言った瞬間にクスクス笑いが起きて。絵を学びながら音楽をやっていきたいですって言ったら、会場がどっと笑いに包まれたというか。

――笑うところではないですけどね。

松尾 田舎すぎちゃって、美大に行く人がまずいないし、お絵かきして何になるの? みたいな感じで。もう悔しさを通り越して、悲しいわ、怒りはあるわで。この人たちにわかってもらうには、まず結果を出してそれを見てもらうしかないと思った。そこでの悔しさや焦燥感をそのまま歌に落とし込んだのが、『焦燥』で。次の年、閃光ライオットというイベントに、応募した曲が『焦燥』だったんです。それでファイナルに残って、ひとつのちっちゃい結果が出たので。これを土台に音楽、絵をやっていこうと思って今に至るんです。

――まさに勝負曲ですね。ちなみに学校を変えることは、うまくいったんですか。

松尾 はい(笑)。壁を取り壊そうという話になったので、これはみんなフラワーチルドレンになっちゃえばいいじゃんって考えて、“NEO FLOWER CHILDREN”っていう委員会を発足して(笑)。街中を花だらけにしたんです。

GLIM SPANKY_2

――松尾さんの、何か表現したいとか、何かを変えたいというマインドはどこから?

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