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「東京終曲」 「ぽあだむ」 峯田登壇!!! MV上映会 生ライブあり♪ サプライズゲストも!!!


 今年1月15日、実に9年ぶりとなるオリジナル・フル・アルバム『光のなかに立っていてね』と、ライブリミックス・アルバム『BEACH』を2枚同時発売した銀杏BOYZ。今回のリリースに合わせて製作されたミュージックビデオ2作品の上映とボーカルの峯田和伸を迎えたトークライブ『GING NANG URBAN TALK LIVE TOKYO』が、2月12日、新宿バルト9にて行われた。

銀杏BOYZ_1
 '05年にアルバムを2枚同時リリースして以降、シングルのリリースやライブ活動などはありつつも、次第にファンの前に姿を現す機会も少なくなり、ひたすらアルバム製作に没頭し続けてきた銀杏BOYZ。その壮絶な創作活動を経て、昨年末にはチン中村(g)、安孫子真哉(b)、村井守(ds)と、峯田以外のメンバー全員が脱退を発表している。銀杏BOYZは、そして峯田は、今後どこへ向かうのか――。この日、抽選によってイベントに招待された約400人のファンの胸中にも、さまざまな想いが渦巻いていたに違いない。

 イベントは、『BEACH』に収録されている『東京終曲』のMV上映からスタート。約43分というMVとしてはあまりに長い映像作品に描かれるのは、組織に追われる男と彼をかくまう女を主人公にした退廃的なラブストーリー。強烈なノイズのなかから微かに聞こえるメロディに、破滅へと向かう男女の姿がオーバーラップしていく。続いて上映されたのは、『光のなかに立っていてね』に収録されている『ぽあだむ』のMV。長澤まさみも出演している本作では、ポップなナンバーにのせて、実に1283人もの女の子たちが矢継ぎ早に投げキッス。照れた笑顔も、ちょっぴりセクシーな眼差しも。彼女たちのいきいきとした表情や仕草、キュートな“キッス”の連続に、男子ならずともウキウキと心が沸き立つ作品だ。

銀杏BOYZ_2
 2作品の上映が終わると、いよいよ壇上に峯田が登場。自身が監督・脚本・主演を務めたMV『東京終曲』のコンセプトについて聞かれると、「男と女が四つん這いになっている姿と、バイブレーターが刺さった状態で生首を持っている姿。このふたつのシーンがまず最初に浮かんで。これを使ってどんなストーリーを組み立てていくかというところから始まった」と峯田。その脳裏に浮かんだ衝撃的なふたつのシーンからストーリーを紡ぎ出し、脚本を仕上げていったという創作秘話を明かした。さらに「愛する者を失っていく主人公の姿に、メンバーを失った自身の姿を投影しているのでは?」という聞き手の意見には、「自分ではそうは思っていなかったけど、そういう解釈もありなのかもしれない。他の人からも同じような意見を聞くから」と、作品の解釈は鑑賞者に委ねたいというその想いを垣間みせた。

 続いて話が『ぽあだむ』に及ぶと、「この作品は村井くん主導で作ったから。村井くん!」。峯田がそう呼びかけると、舞台袖から昨年末に脱退を発表したドラムの村井守がサプライズで登壇! 「この2ショットは久々なんじゃない?」という聞き手の言葉には、「ぜんぜん会ってるよね」と峯田。「会ってるよね」と村井。『ぽあだむ』を大スクリーンで観た感想については「気持ちよかった。感無量。協力してくれた女の子全員にお礼を言いたい」と感慨深げな様子を見せた。そんな村井に対して「辞めたんだから銀杏のブレーンみたいな顔するな」「家族もいるのに、今後の生活はどうするんだ」「マネージャーになれ」と畳み掛ける峯田。いつもと変わらないふたりの丁々発止の掛け合いに、会場は大きな笑いに包まれた。

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 続いて行われた質疑応答のコーナーで、ファンから真っ先に質問されたのは、やはり今後の活動について。峯田は「ソロではなく、やっぱりロックバンドをやりたい。HPでメンバーを募集するつもり」と、第二期銀杏BOYZ始動に向けてスタートを切ることを宣言。村井からは「ずっと彼の背中を見て生きてきたから、これからも応援するし、追いかけていきたい」と、真っ直ぐなエールが贈られた。

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 イベントもそろそろ終わりかと思われたころ、村井の「何か歌ったらいいんじゃないですか?最後に。裏にギターあったよ(笑)」との言葉から、何と峯田が歌ってくれることに! '11年に東北ツアーを行った銀杏BOYZだが、峯田が東京のファンの前で歌うのは、実に4年ぶりのことだった。ステージ上で入念にストレッチした後、アコースティックギターを手にした峯田が、まず最初に披露したのは『漂流教室』。「4年も歌っていない間に、好きな人ができて、別れて、チンくんがやめて、あびちゃんがやめて……。僕もいろいろあったし、みなさんにもいろいろあったと思う。でも、こんなふうにまた人前で歌えることが本当に幸せ」と噛み締めるように語ると、続けて『新訳/銀河鉄道の夜』『人間』『まだ見ぬ明日に』と計4曲を披露。会場を揺るがすほどの絶唱でひとり、歌う喜びを表現した峯田。ロックバンドとして再びスタートする第二期銀杏BOYZへの期待を大きく膨らませて、およそ2時間にわたるイベントは幕を閉じた。

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Photo:吉田圭子

 

リリース情報




『光のなかに立っていてね』
Album
発売中
3150円(SKOOL-021)
初恋妄℃学園


『BEACH』
Album
発売中
2625円(SKOOL-022)
初恋妄℃学園


オフィシャルHP

 

【連載】銀杏BOYZ(峯田和伸)INTERVIEW Oreno Tamashiii



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