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バンドシーンの大御所!!! 広島方言の造語のタイトル!? ポップ&大人の怖さが◎ ユトリDEATH!? ツアーも要チェック★



 言うに及ばず、80年代より日本のバンドシーンをリードし続けるユニコーン。途中、活動休止した時期もあったが、2009年の再始動以降は、コンスタントに自分たちのペースで楽しいバンドサウンドを奏で続けている。ABEDON、奥田民生、川西幸一、EBI、手島いさむといった各方面で活躍して来た凄腕メンバーたちだが、いざユニコーンになると「どこまでが本気で、どこまでが冗談なのか」わからない広島出身のメンバー(ABEDON以外)ならではのシニカルのセンスが詰まったサウンドを完成させる。
 新旧コアなファンを獲得し続ける彼らだが、再始動後3作目となるフルアルバムをリリース。その名も『イーガジャケジョロ』。14曲収録という豪華な内容だ。
 この意味深なキーワードは、一説によると、どうも広島の方言をさらにナマらせた造語のようだが定かではない。アルバムタイトルと同名曲が1曲目からスタートするが、ユニコーンとしては珍しいブルージーなサウンドに、「ヘソクリなし 邸宅なし イーガジャケジョロ」とユーモラスな歌詞を乗せている。一聴するだけでは、どこかふざけているようにも受け取れるが、彼らのキャリアや背景を含めてみると大人の怖さも感じられる。
 その他、忘れ物をしたのに、そっけなく走り去ったタクシーに延々と思いを馳せる『俺のタクシー』、自由さの裏の不自由さをあえて後世に伝承しない『ユトリDEATH』など、ポップで楽しいサウンドの裏には、やはりユニコーンならではの怖さがあって、結果的に、このことで「楽しく聴きたい」「社会の風潮を一笑したい」という双方のリスナーを満足させる作品に仕上がっている。
 近年、若手バンドも続々登場しているが、どうも皆真面目過ぎてスクエアな印象がある。それらの表現が悪い意味で「音楽」というカテゴリーの中で収まっているものが多い気がするが、対して大先輩・ユニコーンの音楽は今も昔も「社会」へ向かっているようにも映る。
 皮肉を込めながらもポップでリズミカルな表現で、しかし、時代にしっかりフィットしていて色褪せるところがないところが素晴らしい。日本のバンドシーンの伝説を変え続けるユニコーンの象徴するような名盤だ。本作をひっさげて3月29日(土)より始まる「ユニコーンツアー2014 イーガジャケジョロ」も要チェック!


Text:松田義人(deco)



<CD収録内容>
1. イーガジャケジョロ
2. 夢見た男
3. Boys & Girls
4. あなたが太陽
5. 早口カレー
6. We are All Right
7. KEEP ON ROCK'N ROLL
8. 俺のタクシー
9. ユトリDEATH
10. トキメキーノ
11. お前BABY
12. それだけのこと
13. 鳥の特急便
14. Feel So Moon

<DVD収録内容> ※初回生産限定盤のみ
「冬季ゴニンピック ~13/14秋冬シーズンを観測、笑いの祭典~」
「Feel So Moon」
Music Clip

<セブン&アイ盤エクストラCD>
「はいYES!」


ユニコーン『イーガジャケジョロ』
Album
3月26日(水)発売
初回限定盤(CD+DVD)3600円(KSCL-2393~2394)
セブン&アイ盤(CD+エクストラCD)3250円(KSCN7-11~12)
通常盤 3000円(KSCL-2395)
Ki/oon Music Inc.


オフィシャルサイト