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──もともとひとりで、弾き語りでライブをするというのは、菅原さん自身はありだったんですか。

菅原:全然ありだったんですけど。やっぱり9mmの曲って、内澤君が言ってくれたみたいに、アコースティックにするのって一苦労だなというか、大仕事だなと思っていたんですけど。2012年にMTV Unpluggedに9mmが出演したことがあったんですけど。そこでアレンジをしたら、結構いけて。それは、バンドありきのアコースティックが半分くらいだったんですけど。「Balck Market Blues」とか、ライブでも必ずやるような曲がアコースティックでできて、意外とできるんだってことがわかって。それからアコースティックもありだなというか、こういうふうにやればいいんだっていうのは見えた感じですね。

──内澤さんはどうですか。バンドではアコースティックセットはあるけれど、ひとりで、弾き語りでっていうのは。

内澤:抵抗感というよりは、弾き語りをやろうという気持ちがなかったんですよね。でも、今ふと思い出したんですけど、2009年とか2010年に、カメラマンの橋本塁さんの写真展で、ゲストで来ていた卓郎くんが弾き語りをしていたんですよ。

菅原:ああ、そうだね。

内澤:そのときに、ほかの出演者の間で「内澤もやれ」みたいな空気になったんですけど(笑)。そのときは、僕はやらなかったんです。

菅原:気持ちがないからやらない、と。

内澤:弾き語りはしたことがなかったし。っていうのが、心残りではあったんですね。その次の次くらいに、細美(武士/the HIATUS,MONOEYES)さんに無理やりやらされたんですけど(笑)、それもたしか橋本塁さんのイベントでした(笑)。

──その時はどんな曲を?

内澤:andropの曲ですね。カポをつけてやる曲だったんですけど、自分の曲のカポの場所もまちがえてやってました(笑)。そこからもとくに自発的に弾き語りをすることはなかったんです。リリースイベントでやるとか、誰かに呼ばれてやるっていうことばかりで。

──今回のSTAND ALONEのお話がきた時はどう思いました?

内澤:びっくりしましたね。昨年10月のandropの日比谷野音でのライブで、「Tokei」という曲をひとりでやったんですけど。その「Tokei」の弾き語りを見て、今回のオファーをしてくれたようで、それは嬉しかったですね。

──そうだったんですね。では、今回は時間がたくさんありますから、たっぷりといろんな曲を聴かせてくれるわけですね。

内澤:そうですねえ、なんの勝算があって僕を──。

菅原:勝算って(笑)。

内澤:だいぶ賭けだと思うんですけど。その分心強い人、ひとりでも弾き語りツアーをやっていて、いろんなきっかけを僕にくれた人にお願いしたので。

──菅原さんは、弾き語りではどんな曲を演奏するんですか。

菅原:9mmの曲と、あとは自分のルーツの曲やカバー曲ですね。ただやっぱり、弾き語りで9mmのボーカルがくるぞってなると、「どんなものがくるんだ!?」ってなるんですよね。激しいものがくるのかとか。だから、すっごい弾き語りのライブでは喋るようになっちゃって、俺(笑)。「大丈夫だよ、怖くないよ」っていうところから。

内澤:そこからはじめるんですね(笑)。結構、長く喋るんですか?

菅原:分量が多くなっちゃって、6曲とか8曲なのに、70分くらいのステージになったりしてた。でも弾き語りをやって、覚えたことがあって。それは、場の空気をどうやって自分の味方にするかで。

内澤:頼れるものはギターしかないですからね。

菅原:そう。それで、自分の緊張がほぐれるまで、ずっと喋ってるっていうか。張り詰めた感じでやる弾き語りが、すげえかっこいい人たちもいるんだけど、自分が弾き語りをやりはじめたときは、弾き語りで出るんだけど、9mmを観たときと同じような盛り上がりがあってほしいというか。「いいもの見たな」って思ってもらいたかったから。どうやって味方につけようか、ってなったんですよね。もちろんシリアスな曲もあれば、そうじゃない曲もあるから、曲の中ではピリッとしていたいんですけど。どうお客さんを味方につけるかっていうのを弾き語りで何度もやっていたら、エレクトリックの方、バンドの方にも影響が出てきて。すごくオープンな気持ちでいられるようになったんですよね。

菅原卓郎

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