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 コラボベストアルバム「縁盤」、47都道府県ツアーなど2016年の結成15周年を経て、2017年はEP盤「UNITY」のリリースなど充実した活動を続けきたORANGE RANGEから、約3年ぶりとなるオリジナル・フルアルバム「ELEVEN PIECE」が届けられた。通算11作目のアルバムとなる本作には、先行配信された「Hopping」(WOWOW NBAバスケットボール 2018イメージソング)、「Ryukyu Wind」(JリーグクラブFC琉球公式応援ソング)を含む11曲を収録。際立った個性とカラフルなポップネスがひとつになった11曲をメンバー全員に解説してもらった。

M-1「Ryukyu Wind -ELEVEN PIECE ver.-」

HIROKI:「地元・沖縄のサッカーチームの応援ソングを作らせていただきました。制作中にイメージしていた景色はスタジアムだったり、サッカーに関連することだったんですけど、歌詞に関しては、がんばっている人を応援したり、背中を押せるような言葉選びを意識してましたね。僕もサッカーをやってたんですけど、キーパーだったから、ドリブルやシュートはできないです(笑)」
NAOTO:「作曲のときからサッカーをイメージしてました。疾走感があって、ドーンとブレイクするところもあれば、一気に上がるパートもあって」
RYO:「サッカーの試合の流れみたいな感じですよね。既にライブでやっていて、すごく手応えがあります。初披露は沖縄だったんですけど、みんな初めて聴くのにめちゃくちゃ盛り上がってくれて。どんな状況でもお客さんをひとつにできる曲だし、頼りにしてますね」
YOH:「こういう爽やかな曲は久しぶりな気がしますね。ライブでやってるときも“20代の頃、こんな感じでやってたな”と思い出したり」
YAMATO:「うん。アルバムのスタートにもふさわしいと思います!」

M-2「センチメンタル」

HIROKI:「実は去年出した『UNITY』のときに既にあった曲で、2016年の4月から沖縄バヤリースのCMソングになってたんですよ。だから世には発信されてたんだけど、ライブでもやってなかったから、ファンの人から“あの曲、どうなったんですか?”と言われることもあって(笑)。満を持して、ようやくアルバムに収録できました。歌詞のキーワードは“青春”。二十歳前後の揺れてる感じを思い出しながら書きました」
RYO:「“空振りでも気分上々”とか、まさにそういう感じですね」
YOH:「今までに無かった新しい感じの曲だなと解釈していて。今回はベースのレコーディングをひとりでブースにこもってやったんですけど、この曲でもそれが上手くハマりましたね」

YOH

M-3「Destroy Rock and Roll」

NAOTO:「これは『シン・ゴジラ』の影響がデカいんですよ。いろんな意味でぶっ壊してるし、それをあれだけの大規模な映画で実現させるのもすごいなと思って。僕自身もそうですけど、ゴジラにはファンが多いじゃないですか。あの映画を作るのは本当に勇気が必要だったと思うんですよ」
YAMATO:「NAOTOは小さいときからゴジラがすごく好きなんですよ。みんなで映画に行く時も”ドラゴンボールよりゴジラがいい”って言い出したり」
RYO:「(笑)『ゴジラvsビオランテ』は覚えてるな」
NAOTO:「あ、知ってる? それ、けっこうマニアックだよ」
RYO:「そうなの?(笑)歌詞を書く前も、ゴジラの話をされたんですよ」
HIROKI:「“『シン・ゴジラ』観たことある?”って。ちょうど地上波で放送していて、“リーダーはこの映画を観て、何を感じたんだろう?”と思いながら観たんですけど、なんとなく言いたいことはわかったというか。何が本当の敵かわからない感じだったり……」
NAOTO:「そうそう。あの映画は邦画の概念もゴジラの概念もブッ壊していたと思うし、まさにデストロイだなと。で、この曲ができました(笑)」

NAOTO

M-4「Hopping」

YAMATO:「僕が出演させてもらってるWOWOWにNBAの番組があって、そこで自分たちの曲を使ってもらうことになって。こういうスポーティな曲は最近あまりやってなかったし、いまの自分たちのテイストで形にできたなと思います。『Ryukyu Wind』と似ていて、バスケをテーマにしつつも、夢を持つことだったり、“可能性は無限大”みたいなことを表現したいなと」
RYO:「この曲もライブで披露していますが、こちらとしては“お客さんに自分から踊ってほしい”と思っていて。そのためにどういうアプローチをするか、これから模索しようと思ってます」
YOH:「スラップベースで始まるんですけど、スタンダードなフレーズではないんですよ。他のベーシストに聴かせても“これ、どうやって弾くの?”と言われるんですが(笑)、ライブでも楽しんで演奏したいです」

次のページ ≫「リーダーからデモ音源が送られてきたときに“これは絶対、ライブで盛り上がるな”と思いましたね。(RYO)

M-5「楽園Paradise」

RYO:「リーダーからデモ音源が送られてきたときに“これは絶対、ライブで盛り上がるな”と思いましたね。まず、曲の構成がいいんです。ピークに持っていくところが音サビになっていて、自分たちにとっても新しいタイプの曲だなと。早くライブでやりたいですね」
HIROKI:「制作のときはそこまでライブのことは想定してなくて、ツアーの準備が始まってから“どうする?”って考えるんですよ。『楽園Paradise』はRYOが言う通り、ツアーでもひとつのピークを作れる重要な曲になると思います。いまの自分たちのテンションにも合ってるというか“大人の踊れる曲”だなと」
NAOTO:「作ったときは“おもしろい曲になればいいな”くらいだったんですけどね。あと『楽園Paradise』というタイトルもくだらなくていいですよね(笑)」

M-6「Happy Life」

HIROKI:「リーダーが書いた仮歌詞をそのまま活かしてるところが多いんですけど、最初に聴いたとき、昔の記憶が蘇ってきたんです。ちょうど東京に来るようになった時期なんですけど、大きなマンションを見たときに不思議な気持ちになったんですよね。電気がついている部屋もあるし、消えてる部屋もあって、そのなかにいろんな人生があって、それがときどき交差して。幸せの価値観も人それぞれじゃないですか。そういうことを表現できる年齢になってきたんだなと思いましたね」
YAMATO:「そういう思いを持っていることは大事かなと。年齢を重ねることでわかってくることもありますからね」

HIROKI

M-7「大きな夢の木」

YOH:「作詞・作曲させてもらった曲です。曲自体は2014年くらいからあったんですが、曲を向ける対象がはっきりしていなくて、歌詞がなかなか書けなくて。曲として形になったきっかけは、今年、ある児童養護施設に足を運ぶ機会があって、“この子たちに向けた歌にしよう”と思ったこと。視点は違うんですが、『Happy Life』と着地点が似ているということから“この2曲は並べたほうがいいね”という会話もありました」
RYO:「自分のパートの歌詞を書いたんですが、アプローチについてはYOHと相談しました。どんな強い人でも、ひとりで生きていたら、自分の線から外れちゃうことがあると思うんですよ。そんなときに“大丈夫だよ。一緒にいよう”と言える人でありたいし、この曲の歌詞でもそのことを書けたらいいなと思っていました」

RYO

M-8「ワジワジ feat.ペチュニアロックス」

NAOTO:「音もそうですけど、いい意味でくだらないというか(笑)、ナンセンスな曲だと思います。歌詞に関しては、肩すかしというか、“あれ?”ってズッコケる感じが合うかなと。たね”っていう」
HIROKI:「とは言っても、怒りについて書くと、誰かを傷つけたり、否定することになりかねないから、すごく難しかったですね。辿り着いたのは自虐ネタなんですけどね」
YAMATO:「“ワジワジ”は沖縄の方言。“イライラ”という意味なんですけど、それをサビでガッツリ歌えるのもおもしろいなと。シュールとクールの狭間にあるような曲だと思います」

次のページ ≫「助け合いの心は人間にとって大切なことだし、でも、いつの間にか忘れがちなことでもあって…。」(YAMATO)

M-9「Theme of KOZA」

NAOTO:「個人的に、今回のアルバムでいちばん好きな曲ですね。2年くらい前に、コザで久しぶりに遊んだことがあって。友達がクラブを作ったことがきっかけだったんですけど、真剣に遊んでみたら、すごくおもしろかったんです。いろんな文化が混ざっているし、どこにいっても楽しくて。コザはちょっと元気がない時期もあったんだけど、また盛り上がってきてるなと実感して、勝手にテーマソングを作ってみようと」
RYO:「最近もよく行ってますからね、コザ。歌詞にも書いたんですけど、ホントにディープな街なんですよ」

M-10「KONNICHIWA 東京」

NAOTO:「全体的にかわいくて、おちゃめで、ファニーな曲ですね。東京はエキゾチックだし、いろんな人、いろんなモノがあるし、海外の人からは“いまも忍者や芸者がいるんでしょ?”みたいなイメージもあって。そういうおもしろさは、この曲にも入っていると思います」
RYO:「自分たちの実感や視点ではなくて、おとぎ話とかメルヘンみたいな雰囲気もあって。おもしろいアプローチの曲だなと」

YAMATO

M-11「Girl/Boy Song feat.ソイソース」

YAMATO:「NAOTOから送られてきたデモのなかに“助け合いの心”というワードがあって。“気にしないで、好きに書いていいよ”と言われたんだけど、やっぱり気になるじゃないですか(笑)。助け合いの心は人間にとって大切なことだし、でも、いつの間にか忘れがちなことでもあって…。いろんな解釈ができる言葉だから、できるだけ決めつけず、モヤモヤとした感じの歌詞にしました」
NAOTO:「歌詞の意味については何も考えてなくて、メロディとのハマリがいいなと思っただけなんですけどね(笑)。YAMATOから歌詞が送られてきて、何となく男と女の関係性にも通じるなと思ったので、確認をしないまま、このタイトルにしました」

ツアー「ORANGE RANGE LIVE TOUR 018-019 ~ELEVEN PIECE」

YOH:「初めていく町もありますし、すごく楽しみですね。まだバンド形態で演奏していない曲も多いし、これまでの数々のツアーのなかで増やしてきた引き出しを使うことはもちろん、新しく作り出さないといけない部分もあるので、リハを通して追求できたらなと。ワクワクしてますね」
NAOTO:「めちゃくちゃ盛り上がるわけじゃないかもしれないけど、こちらの演出によって、おもしろい見せ方、聴かせ方ができると思っていて。アルバムの不思議な感じをライブでも表現できたらいいですね」
RYO:「いつもそうですけど、アルバムが出て、“ライブではこういう感じになる”というイメージを固めて、ツアーに出て、そこで初めて完成すると思っているんです。だから(アルバムがリリースした時点では)まだ折り返し。しっかりライブで伝えて、アルバムを完成させたいですね」
HIROKI:「満足できるアルバムになったし、新譜、旧譜を織り交ぜて、誰が来ても楽しめる空間を作りたいと思います」
YAMATO:「1曲1曲パフォーマンスのやり方をしっかりイメージして、みんなが楽しめるライブにしたいです。あとはとにかく無事に完走すること!ですね」

Text:森朋之
Photo:高田梓

リリース情報

  • ORANGE RANGE
    11th ALBUM『ELEVEN PIECE』 (初回盤)VIZL-1419
    2018.08.29
    ¥4,500+税
    [CD+DVD+音声特典用プレイパスコード]
    ※スリーブケース仕様

    詳細はこちら ≫
  • ■Hopping/MUSIC VIDEO
  • ■Ryukyu Wind/MUSIC VIDEO

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