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TAKUMA(10-FEET)×牧達弥(go!go!vanillas)

 ASIAN KUNG-FU GENERATIONが出演するスペースシャワーTVのライブ番組「SPACE SHOWER TV"LIVE with YOU"」の収録イベントが、11月27日に東京・LIQUIDROOMにて開催された。
 「LIVE with YOU」は「あなたの側で、生きてる音楽。」をコンセプトにした番組で、これまでにTHE ORAL CIGARETTES、スガシカオ、エレファントカシマシなどさまざまなアーティストが登場。抽選で選ばれた限られたオーディエンスの前で、この日限りのセットリストをもとにパフォーマンスを披露してきた。第25弾アーティストに選ばれたASIAN KUNG-FU GENERATIONは、フロアにバンドセットを組み、観客に360°囲まれたスタイルでライブを実施。バンドの代表曲と言えるナンバーから、12月5日リリースのニューアルバム「ホームタウン」の収録曲まで、新旧のナンバーで構成されたセットリストをもとに、サポートのシモリョー(the chef cooks me)と共にパフォーマンスを繰り広げた。

 ライブの幕開けを飾ったのは「センスレス」。フロアにセットが組まれることで音がダイレクトに響き、会場をあっという間に楽曲の世界に巻き込んでいく。続いて後藤正文(Vo, G)が堰を切ったようにシャウトする骨太なロックチューン「スタンダード」が始まり、オーディエンスは拳を上げながらサウンドに身を委ねた。
 最初のMCで後藤は「俺たち、今日、動物園の動物みたい(笑)」と全方位を囲む観客を見渡し、「こんな近いライブもなかなかないから。みんな緊張しないで」と笑う。その後、メンバーは伊地知潔(Dr)が刻むリズムが曲の軸を担う「マーチングバンド」、山田貴洋(B, Vo)の動きのあるベースが印象的な「ブルートレイン」、喜多建介(G, Vo)の弾くエモーショナルなギターが響く「サイレン」などを演奏した。懐かしい楽曲が続いた前半戦から一転して、中盤ではニューアルバムからの楽曲を披露する展開に。後藤は「アルバムタイトル曲を初めて披露するから。すごい練習したもんね」と述べ、躍動的なサウンドに乗せて歌い上げる「ホームタウン」をパフォーマンスした。「スリープ」を挟んだあと、今度はニューアルバムより「荒野を歩け」がプレイされ、軽やかなアンサンブルに合わせて観客のクラップが響いた。

 「Re:Re:」「リライト」というファンから人気の高い2曲を力強いプレイで披露したあとは再びMCがスタート。後藤は「10年前ならやらないこともやれるようになりました」「ただ、いい曲を作りたい、いい演奏したい」と真摯な表情で述べ、2019年はライブ三昧になることを宣言する。後藤の気合いのこもった言葉を経てライブは終盤へ。メンバーのコーラスワークが光る「今を生きて」、そして若いファンへのメッセージを込めた「ボーイズ&ガールズ」の2曲で本編は締めくくられた。
 観客の拍手に呼ばれてフロアに再登場したメンバーは、改めてニューアルバムについて言及。「どんな環境で聴いてもいい音で鳴るように作ったので。41歳とか42歳のおっさんたちなりに一番やりたいことと、一番鳴らしたい音を録って、その端っこでもいいから届いてくれたらいいな思って作ったアルバムです」という後藤の言葉にほかのメンバーも同意している様子だった。アンコールで届けられたのは、メンバーが敬愛するWeezer「You Gave Your Love To Me Softly」のカバーと、アップテンポな「All right part2」。最後は観客の「オールライト」の合唱が起き、温かな一体感に包まれてライブは大団円を迎えた。
 なお、昨日のライブの模様は2019年1月26日(土)にスペースシャワーTVにて1時間にわたって放送されることが決定している。

Photo:Terukazu Sugino

<セットリスト>
M1. センスレス
M2. スタンダード
M3. マーチングバンド
M4. ブルートレイン
M5. サイレン
M6. 生者のマーチ
M7. ホームタウン
M8. スリープ
M9. 荒野を歩け
M10. Re:Re:
M11. リライト
M12. 今を生きて
M13. ボーイズ&ガールズ

<アンコール>
EN1. You Gave Your Love To Me Softly
EN2. All right part2

オンエア情報

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