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仲井戸”CHABO”麗市×和田唱

プレミアムな弾き語りイベント『STAND ALONE』。Vol.8に出演するのは、ソロとしても始動したTRICERATOPSの和田唱と、RCサクセションのギタリストとして日本のロックンロールシーンを牽引し続けてきた仲井戸”CHABO”麗市。世代を超え、過去にも貴重なアコースティック・セッションなどを繰り広げてきた両者。ともにロックンロールとブルースを愛し、普段から絵文字満載のLINEでやりとりをしているという二人だけに、今回もとびきりレアで楽しい一夜になること必至。そんな和田とCHABOのロックンロールな出会いとそれぞれの音楽、気になる当日のステージについて、前編と後編の2回に分けてお届けします!

せっかくだし二人でなんか出来たら

──今回の『STAND ALONE』は、和田くんからぜひCHABOさんと共演したいというリクエストがあったそうですね。

和田:今まで『STAND ALONE』で共演された方々って、わりと同期同士で共演されてる印象があって。音楽でもなんでも俺はみんなとちょっと違うことがやりたいと常に思うタイプだから、『CHABOの恩返し』でCHABOさんと二人きりでステージに立った印象が強く残っていたのもあったので、『STAND ALONE』ならCHABOさんだな、と思って声をかけさせてもらいました。

和田唱

仲井戸:年齢的に離れた人であれば小田和正さんもいたじゃない?(一同爆笑)。でも、唱くんのたくさんの人脈の中から声をかけてもらえてすごく光栄であります。

──『STAND ALONE』のコンセプトでもある、ソロで弾き語ることの楽しさ。バンド形態でも活動されているお二人から見て、ソロで弾き語る醍醐味というと?

仲井戸:ソロとバンド、それぞれ難しさと良さの両方があるよね。ソロは例えば小節とか音楽的にも自由だし、いろんな調節もアレンジとか自分一人で好きに出来るけど、一人でステージに立って、全部の音を自分一人が出さなきゃいけないなんていう難しさもある。俺も唱も、たまたまバンドという形態でも動いているけど、バンドはグルーヴする心地よさみたいなことがある一方で、人間関係も含めて、わずらわしさを感じる時期もあったりする。そういう時は一人はなんて自由なんだろうって感じるし、でもみんなでいるのもいいなとか、自分以外の音も欲しいと思ったりもする。今回のイベントの場合はソロでやる面白さ……選曲やアレンジも含めて、自分一人で追求する音楽を楽しめたらいいよね。

仲井戸”CHABO”麗市

和田:僕は去年のソロツアーをやるまで、一人で50分以上ライブをしたことがなかったから、ソロツアーを経験して自分の限界を突破出来た気がしていて。気づいたこともたくさんあったし、そういう時期にもう一回CHABOさんと共演させて頂く機会が出来て、俺にとってはまた節目のイベントになるような気がしてます。でもソロは、ツアーの最後まで不安が消えなかったですね。ソロって、自分が全部の音を出してるっていう緊張感がありますよね?

──CHABOさんもそういう緊張感はいまだにあるものなんですか?

仲井戸:ありまくりだよ(笑)。あとさ、観客の表情とか反応とかが俺は気になるタイプだから、あえて見ないようにはしてるんだけど、見えちゃうわけよ(笑)。俺のライブに来てくれてるわけだから基本的には勿論悪意はないんだろうけどさ(一同爆笑)。しかも今回のステージは360度からお客さんに見られちゃうんでしょ? やだよね(一同爆笑)。俺の時は後ろ側のお客さん、退出してもらおうかな(一同爆笑)。

和田:CHABOさんは自分のライブの後でもすぐ帰っちゃう人ですからね(一同爆笑)。

仲井戸:そりゃあ、見てくれた人にいいこと言われたら絶対嬉しいんだけど、いいも悪いも自分がいちばんわかってるからさ。自分がヘマしたと思ってる時に良かったよって言われても、どうしようかなって思っちゃうからとかね、逆もあるしさ。まぁ、せっかく楽屋訪ねてくれたのに話もしないなんてのも失礼だと思うしね。そこはマネージャーにも許してもらって帰る(苦笑)。早いよ逃げ足は(笑)。

和田:だからね、終演後のCHABOさんの楽屋にはミュージシャンが何人もいるんだけど、肝心のCHABOさんがいない(一同大爆笑)。でも小田さんと一緒だったイベントの時はちゃんと打ち上げにも出て下さったんですよね。そういうCHABOさんが俺は大好きだし、いずれは俺も真似して、終演後はすぐ帰ろうと思ってます(笑)。

和田唱

──選曲や演出も含めて、2月23日はどんな一夜になりそうですか?

仲井戸:お互いのステージをやった後は、せっかくなので二人でなんか出来たらいいよね。LINEでつながってるので、これからバンマスの唱くんと二人で作戦立てて……。

和田:CHABOさん、結構絵文字を使われるんですよ。

──チャーミングな絵文字混じりのLINEのやりとりを通して、どんなセッション曲が候補にあがってくるのかも楽しみですね。

和田:クラプトンとかをやるのもいいですよね。そういえばCHABOさんて、ビートルズとブルースなら先に興味を持たれたのはどっちなんですか?

仲井戸:俺たちの時代はビートルズとストーンズがいて、ビートルズのルーツにはもちろんブルースもあるけど、どちらかと言うとモータウンとか、ガールズグループとかロカビリーとかじゃん? ストーンズのルーツはやっぱりマディ・ウォーターズとかだし、他にも当時イギリスにはヴァン・モリソンのゼムとかアニマルズとか、いろんなブラック系のルーツの人達からたくさん教わったっていう世代だよね。唱はやっぱ、クリーム?

和田:ブルースに関して言えばやっぱりクラプトンをきっかけに知りましたね。クラプトンはリアルタイムだと『ジャーニーマン』(1989年)からなんですけど、そこから遡ってやっぱりクリームが大好きになったんですよ。BSでやってたクラプトンのライブをビデオに録画して、何度もスローにしたりコマ送りして演奏を覚えて。

──CHABOさんは10代の頃、どうやって海外アーティストの演奏を研究されてたんですか?

仲井戸:耳で聞くしかないよね。レコードの回転を遅くしたりとかさ。今のようにYouTubeとかMTVもないし不便だけど、良さもあるよね。ある時Charがさ、”ジミヘンってなんだか俺が聞いたらそんなにうまくないんだよ”って言ってて。あとで映像見たら歯で弾いてたんだよね(一同大爆笑)。それは笑い話だけど(笑)。ところで唱のソロツアーって、全行程をまったく一人でやったの?

和田:一人なんですけど、数曲ほど、ループペダルを使ってまして。

仲井戸 :エド・シーランのスタイル?

和田:そう! でもあれ、すごい難しいんですよ~。

仲井戸:でもやったんだ。楽しみだね。よぉ~~し……。

和田:おっ。俺も使うぞ、ですか?

仲井戸:唱がループペダル使う時は電源抜いてやろうかなぁ(一同大爆笑)。

仲井戸”CHABO”麗市×和田唱

Text:早川加奈子
Photo:三浦麻旅子

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